
家々が壁によって隔てられることなく、自然林を活かした庭の緑が住まいのプライベート空間をつつむ。
「田んぼが広がっていて、その先の林を抜けると我が家。そんな、昔ながらの風景のなかで暮らしたかったんです」 「これからの事を考えると、寒い地域はやめようと思いました。それに旅をすると、関西から西の方が、古き日本の良さが残っていると感じたんです。 最終的に一の宮に決めたのは、まず自然が豊かなこと。そして、病院や商店などのある市街地まで近かったからです。」 |
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“昔ながらの風景が残る、自然ゆたかなこの地に調和する家を”と願ったOさん。 スウェーデンハウスで建てようと思ったのは、外観・構造ともに、木の温もりと快適性に優れた“木の住まい”だったからだそうです。 スウェーデンハウスからは、Oさんご夫婦の希望する2階建てとともに、平屋建てを含む2タイプの設計が提案されました。 どうしても割高になる平屋建てに、色々と考えられたそうです。
「2階建てにした場合には、将来的にエレベーターを付けようと思っていました。その予算を考えると、平屋でもいいかなと思ったんです。
実際に住んでみると、通常よりも30cmほど高い天井の開放感や、階段や段差のないフラットな空間がとても快適ですね」
奥さまも「やさしいクリーム色の壁に、こげ茶色の窓枠がアクセントの外観も、とても気にいっています」 また、3月に引っ越されてきた時には、和室の障子を開けると裏庭の桜の木が窓一面に広がり、その美しさに驚かれたとか。 カメラマンのお仕事をされていたご主人様は、その風景を写真に撮られていました。 |
高岳を望むダイニングは、広々としたサンデッキへとつながっています。朝食と昼食は、ほとんどサンデッキでとっていらっしゃるのだとか。
「設計図を見た時、少し暗くなるんじゃないかなと心配したサンデッキの上の2m程のひさしが、夏の日差しをしっかり避けてくれていて明るさ的にも丁度良い感じです。
だから、夏でも屋外で涼しく食事ができますよ」
奥さまは「このサンデッキで、お友達と一緒にお喋りをしたりお茶を飲んだりしています。
両隣と裏のお宅も、ご夫婦二人暮らしなんです。庭で育てたトマトを頂いたり、美味しいお店を紹介してもらったり。とても楽しいですよ」 |
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夏の一の宮は、蚊はいないものの夜になると虫が集まってくるそうです。
「既存のものもあったのですが、網戸を自分で作ってみたんです。
スウェーデンハウスのオーナーさんのサイトに、お手製の網戸が紹介されていて、作ってみようと思ったんです。」 「庭のポストも、ご近所の方に木材を譲っていただいて作ったんです。ここでの暮らしには、やってみたいと思うことが、次々とできるんです。」 奥さまは、庭の手入れがこれからの楽しみのひとつ。 「山野草を植えていきたいですね。あと、野菜も育ててみたいんですよ。」庭の西側には、小さな木の日よけになればと植えたゴーヤが、立派な実をつけていました。
Oさんのお宅には、北側の傾斜を活かして地下室が設けられています。
年齢をかさねながらの、ご夫婦での二人暮らし。 |
